酸性ストレートが自然に見える秘密は
“アイロン温度”にあった
@bassaikebukuro_st_ch 酸性ストレートが自然に見える秘密は“アイロン温度”
♬ original sound - BASSA池袋 髪質改善/酸性ストレート/縮毛矯正
「酸性ストレートって、なんでこんなに自然に仕上がるの?」最近そんな声をお客さまからよくいただきます。
縮毛矯正のように“まっすぐすぎず”、でもしっかりまとまる――。まるで地毛がキレイになったような仕上がりが、酸性ストレートの魅力です。
その“自然さ”の秘密、実は薬剤だけでなく、“アイロンの温度”にあるんです。
秘密は「低温〜中温アイロン」での熱コントロール
酸性ストレートは、弱酸性の薬剤で髪の結合をやさしく緩めたあと、低温〜中温(140〜180℃)のアイロンでじっくり熱を加えるのが特徴です。
縮毛矯正では一般的に180〜200℃の高温でアイロンを当てることが多く、そのぶん髪をまっすぐに固定する力は強いのですが、髪のタンパク質が熱変性を起こしやすく、“パツン”とした硬い質感になりがちです。
一方、酸性ストレートでは温度を抑えながら、髪に「丸みを残すように」アイロンを通していきます。これにより、髪が持つ自然なカーブを壊さず、ナチュラルで柔らかいストレートラインを作ることができるのです。
つまり、酸性ストレートの最大の魅力である“自然な仕上がり”は、薬剤の優しさだけでなく、熱のコントロールによって生まれているということです。
経験豊富な美容師ほど、“熱のさじ加減”が上手い
ただし、ここで注意したいのが「熱の入れすぎ」です。酸性ストレートは髪の内部構造が繊細な状態で熱を受けるため、温度やプレス圧(アイロンで髪を挟む力)を間違えると、ビビり毛(チリチリになった髪)を引き起こすリスクがあります。
だからこそ、美容師の技術と経験が仕上がりを大きく左右します。優れた美容師さんは、髪の太さ・水分量・ダメージレベルを見極めながら、「何℃で、どのくらいの力で、何回通すか」を一人ひとりに合わせて調整します。
アイロン操作がほんの少し違うだけで、仕上がりのツヤ・柔らかさ・持ちの良さが全く変わってしまうほど、酸性ストレートは“繊細な施術”なんです。
自然なストレートの正体は「熱」と「薬剤」のバランス
酸性ストレートが“自然で柔らかい”理由――それは、「熱の当て方」と「薬剤の強さ」のバランスにあります。
髪を無理に変化させるのではなく、弱酸性の薬剤で「クセをゆるめ」、低温アイロンで「形を整える」。この2つが絶妙に噛み合うことで、髪に負担をかけず、地毛のようなナチュラルストレートが完成します。
だからこそ、酸性ストレートは「ダメージ毛」や「エイジング毛」といった繊細な髪にも対応できる新しい選択肢として注目されているのです。
まとめ:理論と技術が自然な仕上がりを生む
酸性ストレートの自然なツヤと手触りは、魔法ではなく“理論”と“技術”の結果です。
髪の状態を見極めて、薬剤と熱をコントロールできる美容師に出会えたとき、あなたの髪は本当の意味で生まれ変わります。酸性ストレートを選ぶときは、ぜひ“誰にやってもらうか”にもこだわってみてください。